ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
（プロフィールとメディア実績）

先日、お空組ファミリーの「ペットロス分かち合い会」を開催し、４名の方がご参加くださりました。ありがとうございます。

今回は、みなさん初めてご参加くださる方々でした。

ペットロス分かち合い会では
「無理に話さなくて大丈夫ですよ」と
最初にお話ししています。

なぜなら
ご自身の話ができるようになるには
それぞれのタイミングがあるからです。

そして
ペットロス分かち合い会では
ご参加くださっている全員が
我が子を見送られています。

お別れの仕方は様々でも
「皆が見送っている」との
ベースが同じなので
安心して「その場」にいることができるのです。

だからこそ
例えご自身の話をしなくても
その場にいるだけで
心が癒されることが多いのです。

今回ご参加くださったみなさんも
「緊張してます」「話せないかも」と
最初は言われていましたが
分かち合い会の終わりには
「久しぶりに我が子の話をたくさんできた」と
笑顔でお話しくださっていました。

良かったです！

そして
こんなふうに心の内を話してくださった方が
いらっしゃいました。

「私が一生背負っていかなくてはと思っていた
罪について初めて話すことができました。
みなさんが一緒に泣いてくださったことに
心が救われました」と。

ペットロス分かち合い会では
どなたかの話に対して
非難や批判は誰もしません。

みんな、痛みが分かるからです。

これを「傷の舐め合いではないか？」と
言われる人もいますが
ここだけははっきりお伝えします。

ペットロス分かち合い会は
傷の舐め合いでは決してありません。

傷の舐め合いでは
お互いに辛い経験をした方々が
お相手の状況に安心して
その”辛い状態”に留まります。
もちろん、それが必要な時もあります。

でも···
ペットロス分かち合い会では
みながお相手の話を心から聞き
痛みを共有して
そこから
それぞれの立場で気づきを得て
痛みから立ち上がる力を取り戻すことができるんです。

おひとりおひとりのペースで
それができるんです。

お別れの衝撃が強い時は
明日のことなど考えられません。
だけど···
今日を生きる力を少しでも育む
そんな時間になればと
ペットロス分かち合い会を開催しています。

今回も優しく暖かく良い会になりました。
全てはご参加くださった皆さんのお陰です。
ありがとうございました。

12月の分かち合い会はお休みですが
2026年1月にまたお会いしましょう🌱

ペットロスカウンセラー川崎恵

 

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
（プロフィールとメディア実績）

日々寄せられるペットロス相談では

”妻がペットロスになって毎日泣いている”
”恋人がペットの死後、家から出なくなった”
”子供にペットの死をどう伝えたらいいか？”

大切な人がペットロスになった時の対処法を
ご質問頂くことが多いです。

ペットたちを見送った方にとって
ペットは単なるペットではなく
”最愛の存在”となっているからこそ
その存在の死に直面したとき
周囲はどう寄り添ったらいいか
どこまで踏み込んだらいいのか
戸惑われることが多いです。

”正直、どう接していいか分からない”と
心の内を話してくださるご家族が多いのです。

今日は「大切な人がペットロスになったとき」
ご家族や周囲の方が
どんなことに気をつけたら良いか
3分ほどの動画で話しています。


（YouTubeはこちら）
もし良かったらご参考にしてくださいね。

そして、11月29日に今年最後の
「ペットロス分かち合い会」を開催します。

ご家族の方も是非ご参加ください。

最愛のペットを失われた方のリアルな声に触れると
ペットロスの渦中にいる
ご家族やご友人の方への接し方が
ちょっと見せてくるかもしれません。

また当日は
私がみなさんからのご質問にもお答えします。
遠慮なく日々困られていることを
聞いてくださいね。

お会いできますことを楽しみにしています🌱

ペットロスカウンセラー川崎恵

《ペットロス分かち合い会詳細》
11月29日（土）20時スタート
オンラインZoomにて
最大４名さま
参加費：5,000円（税別）
お申し込みはこちらから
「分かち合い会希望」とご連絡ください。

 

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
（プロフィールとメディア実績）

今日11月22日は「ペットたちに感謝する日（THANKS PETS DAY）」だそうです。

毎日毎日私たちに無性の愛で
寄り添ってくれているペットたち。

この子達がいないことなど
想像出来ないほど
日々を支えてもらっているのに
どこかいてくれることが
当たり前のように
感じてしまうこともありますね。

そして
忙しさや不安に包まれている時などは
感謝を思い出す
余裕すらなくなることがあります。

でもそれもまた
人間ですから
自然なことだと思うのです。

だからこそ
今日11月22日の記念日は
少し立ち止まって
最愛の子たちに心を込めて
感謝を伝えてみませんか？

スヤスヤ眠ってくれている姿に
ご飯を懸命に食べてくれている姿に
一生懸命にお散歩してくれている姿に
ふと見上げてくれている姿に

そして
旅立ってもなお
愛する心を教えてくれている子に

ありがとう！と。

心を込めて感謝を伝える時
胸に広がる温かさは
最愛の子への愛であり
最愛の子からもらっている愛でもあります。

ぜひ感じてみてくださいね。
11月22日が
みなさんとみなさんの最愛の子に
優しい日になりますように🌱

ペットロスカウンセラー川崎恵

《ペットロス分かち合い会》
11月29日　20:00より
最大人数4名のオンライン分かち合い会
参加費5,000円

 

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
（プロフィールとメディア実績）

YouTube「みんなのペットロス相談」が始まりました。

今回は愛犬コタロウ君のママからのご質問にお答えしました。

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《ママからのご質問》
愛犬コタロウを見送ってから
涙が一滴も流れません。

会社もふつうに行けて
同僚とふつうに食事も出来ます。

普通なんです。
あまりに普通すぎて
自分がとても冷たい人間だと思い知りました。
私はあの子を愛してなかったのでしょうか？
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最愛のペットたちと見送った後のペットロス。

「ペットロス」という言葉を想像すると
亡くなったペットを想って
泣いて、泣いて、悲しみに暮れる
そんなイメージを持たれている方が多いはず。

でも実は
泣けないことがあるんです。
全く悲しみを感じないこともあるんです。

今回ご質問くださったコタロウ君のママのように。

最愛の子を見送った後
涙が一滴も出ない。
悲しみも感じない。

冷静に葬儀の準備をし
霊園を選び
会社に出勤もできる。

このような状況に直面すると
多くの方は
”私はなんて冷たい人間なんだろう”
”あの子を愛せていたのだろうか？”
”あの子に申し訳ない”と
ご自身を責められるます。

でも···
泣けないのには
理由があるのです。

悲しみを感じられないのは
感じてはいけない理由があるのです。

その理由を
動画でお伝えしました。

２分30秒ほどの短い動画です。

もし良かったら
なぜ愛していたのに涙が出ないのか？
その理由に触れてみてください。

ペットロスカウンセラー川崎恵

 

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
（プロフィールとメディア実績）

YouTubeで「みんなのペットロス相談」という
シリーズが始まります。

これは普段
みなさんから寄せられるご相談の中で
許可をいただいた方の相談内容の一部を
動画にしています。

先日も最愛の子を見送られ５年間
誰にも相談できずに
後悔と罪悪感で苦しんできた··と
胸の内を話してくださった
クライアントさんがいらっしゃいました。

実は···
ペットロスをお一人で抱えられている方は
とても多いです。

確かにとても繊細な内容だから
誰にでも話せることではないと思います。

でも同時に
誰にでも話せるくらい
優しい社会だったらいいな···とも思うんです。

なぜなら
ペットロスとは
大切な家族との別れであり

ペットロスで湧き上がる想いは
大切な家族への気持ちだからです。

大切な家族のはなしが
安心できる
社会であったら

最愛の子と生きること
生ききることへ
安心と勇気をもらえると思うんです。

そんな優しい社会を
まずは
自分の周りから
作っていきたいと改めて感じている
今日この頃です。

もうすぐ動画を公開します。
観ていただけたら嬉しいです。
またご連絡します🌱

ペットロスカウンセラー川崎恵

 

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。

「高齢者とペットロス」について
取材を受けることになり
今までお話を伺ってきた方達に
久しぶりにご連絡をしている毎日です。

今日は絹さん（当時86歳）のお話を
ご家族のご了解を得てしたいと思います。

絹さんとの出会いは
娘さんからメールで始まりました。

「母の犬が亡くなりました。
母は痴呆で心身も不安定です。
その上、ペットロスが重なっては
大変なことになる···と思い
ある晩、母が眠っている間に
愛犬の全ての品物を片付けました。

母の記憶が曖昧だからこそ
犬のことも”無かったこと”にした方が
母のためと思ったのです。

しかし、それがいけなかったようで
その日を境に
母の状態が一層悪くなってしまいました」
とメールに綴られていました。

初めて絹さんにお会いした時
絹さん、ワンちゃんのことを
しっかりと覚ていました。

大切な子は確かにいて
一緒に生きてきたはずなのに
ある日、目が覚めたら
跡形もなくなくなっていて
混乱してしまったのでしょう。

娘さんに
本当に何も残っていないか
何かひとつでも残っていたら
絹さんに渡してあげてください···と
お伝えしました。

娘さんは
必死に探されたそうです。

そして、凹んだボールを見つけ
それを絹さんに渡したそうです。

ボールを手にした絹さんは
言葉にもならず
”あーーーー！！”と言って
まるで大切な子に再会したかのように
凹んだボールを抱きしめたそうです。

それから
絹さんは
そのボールを片時も離さずに
最期の日まで
ベットで一緒に寝ていたそうです。

ボールを見つめる絹さんの表情は
とても穏やかであったと
娘さんは言われていました。

絹さんの大切な子は
絹さんの最後の瞬間まで共にあり
共に生ききったのでしょうね。

ペットロスカウンセラー川崎恵