ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
(詳しいプロフィールはこちらです)
昨日のブログでご紹介した唯さんがセッションの最後に質問して下さいました。
『向き合うって、難しい。
悲しい!悲しい!と言っているだけじゃ、向き合うことにならないんですよね?』と。
今日は、唯さんがご質問下さった「ペットロスで抱く想いへの向き合い方」についてお話ししたいと思います。
ただ、大前提として、最愛の子を亡くした後の状態は皆さん、様々です。だから、全ての方に当てはまるものではないことをご了承下さいね。
でも···
向き合うって、とても大切なこと。
ちょっと長くなってしまったのですが、日常の中でも向き合う練習ができるように綴りましたので、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
私は、向き合うって段階があると思うのです。
第一に皆さんは、我が子が旅立った世界で生きています。大きく変わってしまった環境の中で一生懸命に生きています。これは、目の前の環境に必死で向き合っていると言えます。だから、「私は、上手に向き合えっていない!」とご自身を責めなくて良いですよ。
次に、我が子を亡くした後、全ての想いを心にグッと押さえ込んでしまう方がいらっしゃいます。喪失感、後悔、罪悪感を感じると苦しくて生きていけないから、想いを心の奥底に押しやってしまいます。
このように自分の気持ちを押し殺していた方が、素直な想いを口にすることは、懸命にご自身の心と向き合っていると言えるでしょう。
そして、次に···。
ここは日頃のご自身を思い出して頂きたいと思います。
「悲しい、苦しい、辛い」と無意識に口から出てくることはありませんか?言葉に出さなくても、頭の中だけでも、ただ言葉を流していることはありませんか?
辛い、辛い、辛い、辛い····
苦しい、会いたい、死にたい····
多くの方は無意識で行っています。
これはご自身を「辛い、苦しい、もうダメ」と洗脳しているのと同じことです。
悲しい
苦しい
辛い
会いたい
それらの想いを口にすることが悪いのではありません。ここを間違えては本末転倒になってしまいます。
ご自身の素直な想いは口に出して良いのです。
ただ、無意識に出すのではなく、ご自身の心が「悲しい、苦しい、辛い、会いたい」と言っているのだから、その想いを「そうだよね」と受け止めてあげて下さい。
心が発した想いをスルーさせないことが大切です。
「スルーする」とは無視すること。
ご自身の想いを無視することです。
これって、悲しいことですよね?
他の誰もが受け止めてくれなくても、ご自身だけは受け止めてあげたいですね。ご自身の胸の痛みはご自身が一番知っているのですから。
どんな想いを心が発しても「そうだよね」と受け止めてあげる。その姿勢が、ご自身の想いに向き合うということ。
ここは、とても大切なところです。
難しいことは考えず「そうだよね」と受け止めてみる。ここだけを意識してみてくださいね。
最初からは上手には出来ません。それで良いのです。でも、練習すると出来るようになります。全ては習慣です。ぜひぜひ心の片隅に置いて、毎日の中で活かしてみてくださいね🍀
最後まで読んで下さって有難うございます。
ペットロスカウンセラー川崎恵
《10月の分かち合い会のご案内》
日時
10月29日(月)11:30~13:30
会場
東京駅 徒歩1分
新丸ビル 4階
『アフタヌーンティー・ティールーム』
会費
5,000円
申込方法
下記のアドレスにお名前・ご連絡先・参加人数をお知らせください。こちらから詳細をご連絡させて頂きます。
分かち合い会後に「出会いの意味を知るセッション」または「亡き子の想いに触れるカードセッション」をご希望の方は、併せてお教え下さい。
https://www.cher-ange.com/contact
《花冠づくり&ランチ会(ミニカードセッション付き)》
日時 11月6日(火)
(花冠材料費+ミニカードセッション+ランチ2,580円込み)
申込方法
下記のアドレスにお名前・ご連絡先・参加人数をお知らせください。こちらから詳細をご連絡させて頂きます。
https://www.cher-ange.com/contact