ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
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今日は「亡き子たちが使用していた日用品」についてお話したいと思います。
ペットロス相談では「あの子が使っていた日用品を片付けなくてはいけないと思うものの、踏ん切りがつかない。このままではダメですよね?」とのご相談頂くことが多いです。
このようなご相談をいただいたとき私は、逆に「本当はどうされたいですか」と伺うことにしています。
一番大切なことは「ご自身の気持ち」です。
周囲からの「いい加減に片付けなさい」とのアドバイスへの対応ではなく、「あなたがどうしたいか」がとても大切です。
最愛の子が使っていたものを目にすることが辛のなら、一時的に見えない場所に片付けることもひとつですし、どなたかにお譲りするのもひとつです。
しかし、もし···
「本当はこのままにしておきたい」という気持ちがあるのならば、それは、そのお気持ちを優先すべきだと思います。
そして、ひとつ危惧することがあります。
ペットたちが旅立った後、多くの方が「あの子は幻だったのではないか。最初から存在していなかったのではないか」との心境になります。このような心境になった時、我が子の品物を片付けてしまった後だと、気持ちがより不安定になります。
そのような観点から、一時的に見えない場所に片付けることは良いですが、捨ててしまうことは、あまりお勧めしていません。
先日、猫のチュンママはご自身の気持ちの変化をこのように語って下さいました。
「チュンが亡くなった時、特に思い出の強いものは捨てました。目にするのが辛かったからです。あとは、見えない場所に片付けました。
そして、いまは···
片付けていた品物を出そうかな?という心境になっています。
チュンの死を受け入れられ、チュンは共にあると思えた今、思い出の品物は「チュンとの幸せな日々の象徴」であり、それを目にすることが、今の私の幸せと感じられるようになったからです」と。
素敵だなと思いました。
幸せの象徴であった日用品が苦しみの象徴となった後、再び、同じ品物が「今の私の幸せ」と感じられるようになるなんて、本当に素敵だと思います。
最愛の子の日用品について、様々な葛藤があるかと思います。片付けることへの不安、罪悪感、そして「片付けを要求する人」への怒り、片付けるタイミングなど··。
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ペットロスカウンセラー川崎恵
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