こんにちは
ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
（詳しいプロフィールはこちらです）

今日は「ペットロスへの向き合い方」のお話をしたいと思います。私はペットロス相談の中で「今日から明るい実験をしましょう」とお伝えします。

ペットロスであっても、私は苦しく絶望だけに意識を向けなくていいと思っています。もちろん、それは苦しみを拒絶する！排除する！と言うことではありません。

例えば···
継続ケアセッションを受けてくださっている方には毎日メール交換をしているので、クライアントさんが苦しみに意識を向けていても、それをその都度、私が引き上げることができます。

苦しみに向き合いながら、そこを別視点でケアして行くので、苦しみから感謝へと不思議な転換をするのですが、おひとりで向き合うとなると、苦しみだけの穴にはまってしまうことが正直多いです。

でも、みんなが３ヶ月の継続セッションを望まれるわけではないので、短い期間の中で、それでも意識の向け先を変えて行く練習をしてもらう、それが「明るい実験」です。

今回、ベリーちゃんのママにも「明るい実験」をしてもらいました。

登場！ベリーちゃんです。

（相変わらず笑顔が可愛いベリーちゃん）

ベリーちゃんのママは「亡き子の想いを受け取るカードセッション」を受けられました。

＜セッションを受けられた時のママの心情＞
ベリーちゃんが旅立つ前の時間の過ごし方に後悔と罪悪感を抱かれていました。「最愛の子と過ごせる最期の時を、どうしてあんな過ごし方をしてしまったんだろう？？」とずっとご自身に問いかけ苦しまれていました。

そして、まもなくベリーちゃんが旅立って1年を迎えます。１周忌を迎えるって、ものすごく辛いものです。1年前の今日、あの子は生きていたんだ・・・と思えることと、1年前の今日、あの子は既にこの世にいなかったんだ・・・と思う気持ちでは、全く違いますものね。１周忌を前に、”その日”を迎える怖さをママは抱えられていました。

そんなママに
ベリーちゃんがくれたカードは3枚

分からない時は
分からないままでいいよ

ひとつなるもの

伝えたいんだよ
”大好き！”って

このカードセッションは１週間のフォローがついているので、ママに伝えました。「今日から明るい実験をしましょう！」と。

＜ママに伝えた明るい実験内容＞
「ひとつなるものである」それを実感していきましょう。不安になったら胸をトントンとノックして「ひとつなるもの。ベリーは一緒」と自分に伝えてみましょう。ベリーが201枚あるカードの中で「ママ、ひとつなるものなんだよ」と教えてくれたのですから。

ベリーは今まで、どんな時だって「大好きだよ」と伝えてくれたはずです。今この瞬間も伝えてくれています。それを感じていきましょう。その証を見つけていきましょう。

その証を見つけることで、ママが一番望まれている「今この瞬間も繋がっている」と実感することができます。

五感を使って、感じていきましょう。ママの頬を通して、ベリーと自然を感じ、ママの足を通してベリーと大好きな道を散歩して、ママの口を通してベリーが大好きなものを一緒に食べてください。

そして、分からなくなった時は”分からないままでいい”ことを思い出してね。

気づいたことがあったらメモを取りましょう。それは全てベリーからのメッセージです。必ず宝になるから、メモを残しておいてくださいね。

あと···
おかしく感じられるかもしれないけど、気持ちが落ち込んだら「この一言を言ってください」とお願いしました。

その一言とは
「はい、明るい実験を始めます」です。

はい！と手を叩いて
「明るい実験を始めよう♪」と
他でもない自分に伝えるのです。

そうするとね、ちょっと気持ちが切り替わるんです。それでも気持ちがザワザワする時は「分からない時は分からないままでいい」とベリーが言ってくれていることを思い出し、ちょっと休憩をする。

そんな明るい実験をベリーちゃんのママにしてもらいました。１週間後、ママが言った言葉、その言葉に私もめちゃくちゃ感動しました。

次回は、ベリーちゃんのママが「明るい実験」を終えて伝えてくれた言葉をお届けしますね。

ペットロスカウンセラー川崎恵

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