ペットロス「亡きペットに”ごめんね”と謝ることしか出来ない」時の対処法

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
(詳しいプロフィールはこちらです)

ペットロス相談では「あの子にごめんね···しか言えません。感謝していることも沢山あるはずなのに謝ることしかできません」とお話しくださる方が多いです。

今までのブログ記事でも「ごめんね」しか言えない時のお話をしてきましたが、今日は少し違う角度から「”ごめんね”の続き」の話したいと思います。

ペット達が旅立った時、それがどんなお別れの仕方であっても、後悔や罪悪感が残るものです。

だから、どうしても「ごめんね」という想いになってしまう。それは、とっても自然なことです。

むしろ、お別れに対する後悔だけでなく、今まで共に過ごしてきた時間の中の小さな小さな出来事までが大きな後悔に変わってしまうこともあるかと思います。

過去の出来事を思い返して
記憶の限りを掘って掘って
ご自身を責めてしまう。

『あの子に申し訳ない。
私の元に来なければ幸せだったのに···』と。

泣きたい程にご自身を責めてしまう。
そんなこと、ありませんか?

でも···
それは泣きたい程に我が子を愛している証です。愛しているから、そこまでご自身を責めてしまうのです。

過去の出来事に対してご自身を責めている時に「出会えたことに感謝する」って、なかなか難しいことです。ここはやっぱり時間が必要です。

だけど、ここからが重要です。

出会えたこと、共に過ごせたこと、たくさんの幸せをもらったことに心からの感謝はできなくても、「今」ご自身を守ってくれていることに感謝はできていますか?

過去のことではありません。
「今」のことです。

今、苦しくて苦しくてたまらないのに、皆さん、ちゃんと生きています。

あの子達が守ってくれているのではないのでしょうか?

皆さんがあの子達を必死で守ったように、あの子達も皆さんのことを必死に守っているのではないのでしょうか?

「我が子からのメッセージが欲しいのに、私は全然受け取れない」とお話しくださる方が多いですが、今、皆さんが生きていること、それがあの子達からの確かなメッセージだと思うのです。

守っているよ!と
だから大丈夫だよ!と。

もし···
「ごめんね」しか言えないとご自身を責めてしまうことがあったなら、その時は「今この瞬間、ママを守ってくれて有難う!」と伝えてあげるのも良いかもしれませんね。

ペットロスカウンセラー川崎恵

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