こんばんわ。
ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
(詳しいプロフィールはこちらです)
最近、夜更新のブログは個人的なペットロスへの想いを呟くとことが多いなぁ〜と思っています。想いを綴っていると、ドンドン長文になってしまうことも多く、読んで下さる方に負担かな···とも思うのですが、短くまとめられない今日この頃です。もし良かったらお付き合い下さいね。
よく「ペットロスは我が子の喪失だから、悲しいままで良い。苦しみのままで良いんです」と言われる方が多いです。
確かにペットロスは我が子の喪失です。そして、悲しみも消え去るものではなくて、たぶん、一生共にあるものです。
それは、最愛の子とたくさんの幸せな時間を過ごし、たくさんの思い出があるからです。生きていれば、その時のことを思い出し、心がキュッと痛くなり、「会いたいな」と寂しくなって、涙を流すことも絶対にあります。
それは柔らかい心があるからです。
たくさんの掛け替えのない思い出が心と体に刻まれているから悲しいのです。だから、悲しくなることを「悪」と捉えず、堂々と悲しんでいいんですよ。
でも、「苦しみのままでいい」というのは、それこそ苦しいのではないかな···と私は思います。
これは苦しみを否定しているのではありません。苦しみの中にいる時間はとても大切です。
ただ、「苦しみのままでいる」ことをご自身で選択することは、結果的に苦しいことだと思うのです。
後悔、罪悪感というと思い出す、一人のクライアントさんがいらっしゃいます。
たくさんの偶然が重なり、我が子を失った方でした。大きな後悔や罪悪感から「私は、あの子への罪を背負って生きていく」と言われていました。
その方はよく言われていました。
「罪を背負うと言いいながら、本当は死んでしまいたんです」と。
でも、その方、諦めないんです。
何度も何度もお電話を下さいました。
最初は号泣しているだけの時もありました。
「先生と話すのも苦しい!」と言いながら
何度も何度もお電話をくださり
ある時、言われたんです。
「罪を一生背負うというならば、この苦しみにも向き合わなくてはいけませんね」と。
この方はもう十分に向き合っているのですが、その時の決意が大きな変化を生みました。
数日後、こんなお話をして下さいました。
「罪を背負うと言っていた私は、後悔や罪悪感から逃げていたのだと思います。
”罪を背負う”と言えば聞こえが良いですものね。
でも、私にとって、それは後悔の出来事を深く見ることを避け、あの子が命に代えて伝えたかったことも受け取らず、ただ、悲しみという殻で自分を守っていたのだと思います。」と。
この言葉を聞いた時、この方は「ペットロスを苦しいだけで終えずに、とても尊い体験とされたんだな」と感じ、心が震えました。
ペットロスは我が子の喪失だからこそ苦しいのだけれども、我が子の喪失だからこそ、苦しいだけ終えては悲しいとも思うのです。
あの子達はどんな旅立ち方であっても
その命を通して
大好きなママたちに
彼らにしか残せない大切なことを教えてくれているはずです。
その「大切なもの」を見つけていく、それがペットロスの時間。「ペットロスは苦しいけれど、尊い体験」であると、私はやっぱり思うのです。
今日もやっぱり長文になってしまいました。
最後まで読んで下さり、有難うございます。
ペットロスカウンセラー川崎恵
《10月の分かち合い会のご案内》
日時
10月29日(月)11:30~13:30
会場
東京駅 徒歩1分
新丸ビル 4階
『アフタヌーンティー・ティールーム』
会費
5,000円
申込方法
下記のアドレスにお名前・ご連絡先・参加人数をお知らせください。こちらから詳細をご連絡させて頂きます。
分かち合い会後に「出会いの意味を知るセッション」または「亡き子の想いに触れるカードセッション」をご希望の方は、併せてお教え下さい。
https://www.cher-ange.com/contact
《花冠づくり&ランチ会(ミニカードセッション付き)》
日時 11月6日(火)
(花冠材料費+ミニカードセッション+ランチ2,580円込み)
申込方法
下記のアドレスにお名前・ご連絡先・参加人数をお知らせください。こちらから詳細をご連絡させて頂きます。
https://www.cher-ange.com/contact