ペットを看取る気持ち・夫婦の価値観の違いが介護期の心を大きく揺さぶる

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
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今日は友人にこんな相談を受けました。

『17歳になる愛犬が老衰で命を終えようとしています。間違いなく、もうすぐ旅立ってしまう。

でも、この子は子供のいない私にしてみれば、たった一人の大切な我が子。きっと、あと1ヶ月も持たない命と分かりながら、足掻かずにはいられない毎日です。良いサプリがあると聞けば、どんなに高価でも取り寄せてしまう。少しでも好んで食べてくれるものを毎日必死に探しているよ。

だけど、夫は意見が違う。
”君がこんなことをしてるから、あの子は死ねない”と言う。

でもね、口にアイスを持っていけば食べるんだよ。食べたい意思があるのだから私は食べさせたい。

だから、食べさせているんだけど、でも、”君のエゴで苦しみの時間を長引かせているじゃないか”との夫の言葉が耳から離れずに、心が痛いよ』と。

私は友人夫婦がワンちゃんを我が子として愛していることを知っています。先日も自宅を訪ねた時、ご主人が目に涙をためながら「愛している」と言っていた姿が忘れられません。

二人とも間違いなく愛しているんです、我が子を。

友人である奥さんは、食べる力、生きる力があるのならば、それをなんとか補ってあげたい。生きる本能を助けてあげたい。

ご主人は、この状況で栄養を与えるのではなく、楽に眠るように旅立たせてあげたい。

二人の行動や言葉は一見真逆なのですが、でも、根底は同じ「愛」なんです。

そして、この段階での選択に絶対的な正解も不正解もありません。きっと、どの選択をしても、後悔は出てしまうのです。

だけど、相談をくれた友人には、最後にこんなアドバイスをしました。

『あなたは母だから、チョビの命を守りたいよね。代わってあげたい!とすら思っているよね。それが母性だよね。いいんだよ、それで。

そして、今、チョビはあなたの想いに応えてくれているね。生きる力を見せてくれているね。その姿をしっかりと見てあげることが大切だよ。

今さ、母と子、掛け替えのない時間を過ごしているんだよね。大切に大切にチョビからのギフトの時間を過ごすんだよ』と。

友人の最愛の我が子が旅立とうとしています。気を抜いたら、自分の手から命が溢れてしまいそうで、耐え難い恐ろしさを感じていることと思うのです。

でも、この時間は、チョビからのプレゼント。きっと、彼女は、このチョビの姿から何かを学ぶのだと思います。

命の終わりは本当に辛いですね。
でも、今日もチョビは頑張っています。
友人夫婦もチョビを愛で包んでいます。
互いの心が穏やかでありますように。

ペットロスカウンセラー川崎恵

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