保護犬ゆめと歩む道・最初の1週間の変化と葛藤

保護犬の結愛(ゆめ)を家族に迎えて
昨日で1週間が経ちました。

この1週間いろいろな表情を見せてくれています。
初めて我が家に来た日
ゲージのトイレの片隅で
後ろ足を重ねながらずっと震えていました。

2日目
ボランティアさん宅のお友達が恋しいのでしょう
鏡に映る自分の姿に飛び跳ねていました。
どんなに眠っていても
外でワンちゃんの声がすると
立ち上がって探します。

3日目
ちょっと目を離してたら
階段の途中にある小窓のところにいました。
危ない!危ない!

4日目
私のベッドの中でゴロゴロと体を付け
自分の匂いを付けていました。

5日目
夜、落ち着いてゲージで眠れるようになりました。

6日目
頭を撫ぜられても嫌がる事がなくなりました。

こうして文字にすると
日々の変化が分かるのですが
それでも、結愛は震えている事が多く
その姿を見る度に
私に何が出来るのかな・・・と考える毎日です。

夜、眠りにつく時
ゲージの中にいる結愛に
”結愛、家族になってくれてありがとう。
あなたが大好きよ”と話しかけています。

朝、目が覚めた時
目線の先にいる結愛が
シッポを振ってくれたら嬉しいな・・・
そんな勝手な期待で結愛を見るのですが
まだ、その姿を見る事はできず
結愛は、寂しい気持ちのままなのかな・・・
なんて思ってしまいます。

いけませんね、私。
結愛は自分の意志とは関係なく
我が家に連れてこられて
慣れない環境の中で一生懸命に頑張っています。

それも十分に分かっているつもりなのに
何故か、焦ってしまう。

結愛が寂しくないように
悲しくないように
お転婆さんになれるように
しあわせになれるように
焦ってしまう。

そんなに気負う必要ないのにね・・・

結愛が家族になると決まってから
我が家に来てくれるまでの日を
クリスマスを待つ子供のように数えて
結愛の到着を待ちました。

その結愛が今、目の前に来てくれたのだから
あとは、ゆっくり歩いて行こう。
あせらない!
あせらない!
ふたりのペースで歩いていこうね。