ペットロスの掲示板を心の支えにする危険性/実例編

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。

先日のブログで、「ペットロスの掲示板を心の支えにする事への危険性」について書きましたが、もう少し詳しくお話させて頂きますね。

私が行っているペットロスカウンセリングでは、よく「ペットロスの掲示板を利用している間に、ペットロスの症状が酷くなってしまった…」というご相談を受けることが多いです。

お話を伺うと、皆さん、一様に「最初は頂くコメントが心の支えになっていたのですが、そのうち、様々な角度から自分を責めるようになり、ペットロスの症状が悪化していった」と言われます。

なぜ、ペットロスが悪化したのでしょう?今日は、ご相談で多くいただく内容をご紹介したいと思います。

まず、一番多いお声としては・・・
掲示板でもらうコメントの内容が時間と共に変わり、悲しみの向き合い方が分からなくなる」という内容です。

亡くした当初は「無理しないで下さいね」とコメントして下さった方達が、段々と「いつまでも悲しんでいたら、ペットちゃんが心配しますね」とのコメントに変わったり、返事をくれなくなったり…。コメントを心の支えにしている方にとって、コメント内容が変わることやコメント数が少なくなることは、心のバランスを崩す原因となります。

そして、何よりも「ペットちゃんが心配しますね」というコメントは、「私の悲しみがあの子を成仏させない!」との想いを連想させるので、ご自身を責める大きな要因となるのでしょう。

また、次に多いお声は、ご自身と他の投稿者を比べてうまれる新しい苦しみについてです「私は、酷い見送り方をしてしまった。あんな可哀想な目にあった子は他にいない。あの子に申し訳ない。許されることではない」とご自身を責められ、悲しみが強くなるケースが多いです。

また、他の投稿者に立ち直りの兆しが見え始めた時、悲しみの中にいるご自身と比べられ、「私は、やっぱり乗り越えられない。時間ばかりが経過して、いつまでも普通に戻れない!」と恐怖を感じられる方が多いです。

次つぎと新しい掲示板を渡り歩いて、苦しまれている方もいらっしゃいます。

本当に色々なお悩みがあります。ペットちゃんとの別れから派生して、新しい苦しみも浮上します。そのお悩みに、苦しみに、丁寧にケアすることがペットロスを回復させる上で一番大切なことです。でも、心のケアをする専門家がいない掲示板では、悩みや苦しみがある意味、野放しになり、それが原因でペットロスを悪化させてしまうことがあるのです。

掲示板には、いつでも匿名で気軽に、ご自身の書きたい事だけを綴れるメリットがあります。それで心が落ち着くのなら、それで良いのです。

ただ・・・より苦しくなってきたと感じた時は、それは貴方に適した回復方法ではないのかもしれません。しい時は、お1人で抱えられずに、お電話下さいね。今の貴方にあう心のケアを見つけ、優しく癒していきましょう。

ペットロス・想いを分かち合うNikukyuカフェ
9月29日(金)
時間は11:30~13:30まで。
会場は東京駅より徒歩1分のカフェ。
参加費3,500円
お申し込みは以下にご連絡下さいませ。
https://www.cher-ange.com/contact

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