ペットロスの掲示板を心の支えにする危険性

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。

最愛のペットちゃんを失い、見送られた後は、悲しみを緩める為に多くの方がネット等でペットロスの掲示板やペットロス体験ブログを探されます。

ご自身と同じ苦しい体験をされた方の声に心が救われることもあるでしょう。また、更に辛い体験をされている方のお話に心がホッと安堵されることもあるでしょう。「藁をもすがる想いでネットを検索していました」とお声を頂くことが多いです。

ペットロスの真の苦しみとは、ペットちゃんを失って初めて分かるものです。なかなか元気な時からペットロスの知識を得る機会ってないですものね。ご近所のペットちゃんが亡くなっても、正直、同じように悲しめないですものね。そういうものだと思うのです。それが普通だと思うのです。だからこそ、我が身に起こって初めて途轍もない衝撃に出会い、戸惑うのです。

ペットロスとは、もちろん体験される方により感じ方は様々です。しかし、心にポッカリ穴が開くとか、そんなレベルの喪失感では全くなくて、自分が生きているのか、死んでいるのかも分からない。亡き子に会いたくて、苦しくて、部屋をひたすらグルグルと歩きまわったり、ただ立ち尽くして涙したり、自分自身に対してコントロールが一切きかなくなる、そんな状況になることが多いです。

こんな経験は初めてで
どう対処して良いか分からない。
周囲も悲しみに理解を示してくれなくて
亡き子を愛していた家族ですら
“おまえ、少しおかしいぞ”とあきれ顔。
そんな言葉は聞きたくなくて
そんな冷めた目は見たくなくて
だから、自ら孤立の道を選ぶ。
そして・・・
ネットの中で同じ痛みを抱えている人を探していく。

辛いよね。
苦しいよね。
悔しいよね。
許せないよね。
どうしたら、あの子に会えるんだろうね。
会いたいよね・・・
心に抱えている想いを誰かと共有したくなる。
誰かと・・・。
だって、それが出来なければ
心がパンパンになり、壊れてしまうから。

助けて!って
そんな想いでネットを検索されているのだと思うのです。

苦しいですね。
でも、どうか忘れないで下さい。
とても大切なことです。

世の中にあるペットロスの掲示板の多くが獣医師や心療内科の医師、もしくはペットロスカウンセラーが管理しているものではありません。心のケアを専門とする者が誰も監修せずに行われているのです。

これって・・・
実はとても危険なことなのです

ペットロスとは、皆さんが既にご経験されているように単にペットを失うことではありません。ペットロスは、紛れもなく我が子を失うことであり、同志を失うことであり、我が身の一部を失うことに匹敵する喪失体験です。時に本気で死んでしまいたい!と思うこともありますよね?

そのような状況の時に、ご自身にとって心の支えとなる投稿ばかりに出会えれば良いのですが、そうでない時にペットロスは更に深刻化します。専門的立場からのフォローが入らないことで、心がより傷つき、疲弊するからです。ペットロスの回復からも遠のいてしまいます。

一時的にペットロスの掲示板等を心の支えにすることは自然な衝動ですが、長期的に行うことは、ペットロスをケアする者としてお勧めしません。

ペットロスを乗り越えたいけれど、どうして良いか分からない時は、ペットロスカウンセラーに“どうしたら良いかな?”と聞いてみて下さい。

それがペットロスを長期化せずに、回復へと近づける1歩となるはずです。最愛のペットちゃんと共に、これからも歩んでいく!と思える1歩となるはずです。

今週も私がカウンセラー登録しているボイスマルシェでは初回の方に限り、電話相談が1000円オフになるキャンペーンを行っています。この機会に是非、ペットロスのお悩みをご相談下さいませ。

ペットロス・想いを分かち合うNikukyuカフェ
9月29日(金)
時間は11:30~13:30まで。
会場は東京駅より徒歩1分のカフェ。
参加費3,500円
お申し込みは以下にご連絡下さいませ。
https://www.cher-ange.com/contact

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