ペットロス・亡き愛犬の誕生日を迎え1年間抱えてきた葛藤と心の変化

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。

先日、亡き愛犬ショコラの15歳のお誕生日がありました。私のカウンセリングサロンのHPにある『愛する我が子への手紙』にショコラへの想いを綴りました。

そして・・・
ふと、昨年はどんな想いで誕生日を過ごしたのだろう?と思ったのです。昨年の誕生日は、ショコラを亡くして百箇日が過ぎた頃でした。

2016年8月16日のブログ
愛犬の死・悲しみや切なさを癒す方法

2017年8月15日の手紙
ショコラお誕生日おめでとう

ブログを久しぶりに読み返して、改めて思うことが沢山ありました。ショコラに大好きなパンを焼いても、焼き上がりを楽しみに待つ姿が見えず、ホントに切なかった。ケーキを買っても、喜んで食べてくれる姿が見えないから、とても虚しくて、苦しかった・・・。愛する者の笑顔が見えない日々の空虚感。これは本当に耐えがたいものだったと改めて思いました。

1日1日を思い返せば、苦しくてたくさん涙した日々でした。でも、1年という歳月で見ると、「ショコラの死への捉え方」が大きく変わったことを今、実感しています。

この心の変化は、新しい家族ゆめを迎えたから起こったのではありません。時間の経過に伴い、心が落ち着いたのでもありません。ペットロスに「時間」という薬は効かないのです。

では、何が私の心に変化を起こしたのか?
答えは明確です。

それは、とてもシンプルに、ただ自分自身の心と向き合った、それだけです。心に変化が起こったのは、自らのどんな想いも否定することなく、向き合い続けた結果だと私は思っています。

ペットロスカウンセリングにお申込み下さる多くの方が「亡き愛犬に会いたい!愛猫に会いたい!」と言われます。

会いたいですよね。その気持ち、よく分かります。私も会いたかったですから。会いたくて、抱きしめたくて、匂いを嗅ぎたくてたまりませんでした。

そして、今はどう思っているかと言えば・・・
”会いたいか?”と聞かれれば、会いたいですが、それでも、「いつも一緒」にいるように感じているので、心はとても穏やかなのです。

先日、ペットロスカウンセリングを受けて下さったまゆみさんが、亡き愛犬チェロちゃんと一緒に夏休みを過ごしているとメールを下さいました。「チェロと一緒にいるという安心感と温かさを感じている」と書いて下さっていました。もちろん、切なくなる日。何とも言えない想いが溢れ出る日もあるでしょう。でも、まゆみさんは、チェロと共にいることを信じているのです。信じているからこそ、チェロからの沢山のメッセージを受取ることができて、安心感と温かさを感じられるのだと私は思っています。

どうか忘れないで下さい。
まゆみさんが特別ではないのです。皆、そうなれるのです。大切なのは、「どう向き合うか」です。ご自身への向き合い方、心の向け方がとても大切なのです。

最愛のペットちゃんを亡くされた状況は皆それぞれ異なります。抱く想いも悲しみ、後悔、罪悪感、誰一人として同じではありません。だからこそ、どう対処してよいか分からず、悩まれてしまうのだと思います

もし良かったら、抱えている想いをお話下さい。そして、その想いへの向き合い方を一緒に探しましょう。

たとえ今、どんなに苦しくても、出口の見えない中にいらっしゃっても、大丈夫です。一緒に向き合って行きましょう。1日、1日は苦しくても、振り返ったら、そこに愛があることに気付ける日が必ず来ますから。心配しなくて大丈夫ですよ。

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下記URLへご連絡下さいませ。
改めてお返事致します。
https://www.cher-ange.com/contact

ペットロス・想いを分かち合うNikukyuカフェ
8月29日(火)(残席わずかです
時間は11:30~13:30まで。
会場は東京駅より徒歩1分のカフェ。
お申し込みは以下にご連絡下さいませ。
https://www.cher-ange.com/contact