ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
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今日は、2018年1月11日(ワン・ワン・ワンの日)に発売されたソニーのaiboについて、いえ、先代のAIBOについて書きたいと思います。
昨日のニュースのひとこま。
aibo発売イベントに参加された男の子が「今日の日を楽しみに待っていました!」と満面の笑みでコメントしていたのが印象的でした。この子は本当に新しい家族、弟のような存在を迎えることが心待ちだったんだろうな…と強く伝わってきたからです。
でも、私には、悲しいAIBOの記憶があります。
2014年にソニーがAIBOの修理を終了した時、「死なないペット」であるはずのAIBOが二度と動かなくなり、嘆き悲しんだ人を知っているからです。
あの時、私も心底学びました。
人は愛したものを喪うと、それが「人である」とか「ペットである」とか「ロボットである」とか、そんなことは全く関係なく、打ちひしがれ、生きる気力をなくされてしまうのだということを。
「ロス」という言葉が今ほど日常化されていなかった2014年。AIBOという大切なパートナーを喪って、「ロス」を経験したけれど、周囲から理解されずに傷ついた人がたくさんいます。
たかがロボットだろ!
たかがおもちゃだろ!
そのように言われて「心を握りつぶされたような気持ちだった」と伝えて下さった方がいました。
今回のaiboももちろんロボットです。連続稼働時間は2時間、充電時間も3時間必要です。だけど、このaiboを家族として、兄弟として、相棒として、心の支えにする人がたくさんいるはずです。冒頭に紹介した男の子のように…。
人は人だけに支えられる訳ではありません。動物にも、ロボットにも、草木にも、人は心の底から支えられます。そして、支えられる者にとって、それは人の笑顔と何ら変わりない程の力をもち、掛替えのない存在になることを忘れてはならないと思うのです。
ひとりひとりに大切なものがある。たとえ、それが自分と同じ価値観ではなかっとしても、そこに寄り添うことができるのが、私たち人間の柔らかい心であると私は信じています。
aiboを家族として愛する人に豊かな時間が続きますように♡
ペットロスカウンセラー川崎恵
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