ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
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ご相談を寄せて下さる多くの方が「何より掛替えのない子を失い、苦しくてたまりません。あまりの絶望に発狂してしまいそうです。心が壊れてしまいそうです」と言われます。
今日は「亡き子のことを想い、苦しくてたまらない時、心を優しく整える方法」についてお話しますね。
これはお坊さんに教えて頂いた方法です。そして、私が愛犬ショコラを喪い、心が苦しくてたまらない時、教えて頂いた方法を少しアレンジして使っていました。ご紹介しますね。
≪苦しくてたまらない時、心を整える方法≫
人は祈るとき、手を合わせて合掌をする方が多いと思います。合掌とは、右手を仏様、左手を自分とし、全ての指を伸ばし、重ね合わせ、祈る。その姿が合掌です。
この合掌を基本として、心を整える方法をお伝えしますね。呼吸を止めることなく、イメージを大切にしながら以下の順で行ってみて下さい。
①右手をペットちゃんとします
②左手をご自身とします
③両手を20㎝ほど離した位置から徐々に近づけていきます。両手の感覚が狭まるにつれ、両手の間にある空間に意識を向けます。
④両手を重ね合わせます。この時、右手と左手がずれないように、指が反れてしまわないように、丁寧に両手を合わせます。
⑤両手が重なることは、ペットちゃんとご自身がひとつに重なり合ったと捉えます。この一体感、両手から伝わってくる温かさをゆったりと感じましょう。
⑥ペットちゃんとひとつになれたイメージ、両手の温かさを存分に感じた後、その手を胸に持っていきます。
⑦胸に当てた両手から温かさが体に伝わり、その優しい暖かさを全身に広げていきましょう。
⑧全身に温かさが広がった後は、その温かさを体の外側まで広げ、優しい温かさに包まれているようなイメージをします。
⑨まるで温かな球体の中にいるような、包まれているような感覚を存分に感じます。
⑩心地よくなるまで、しばらくその感覚に浸ります。
*一連の動作は、呼吸を止めないように、ゆったりとした気持ちを大切に行いましょう。
これは心を整えること、ご自身の心と向き合うことを目的としています。なので、上手に完璧に行う必要はありません。
最初から全工程が出来なくても問題はありません。何よりもご自身の心が落ち着いたら、それで良いのです。難しく考えないで下さいね。
そして、これも練習です。徐々に出来るようになるので、日々の生活の中での隙間時間に行ってみて下さい。
そして、私の経験上、例えば、電車の中で急に心がザワザワしたり、涙が出そうになった時、胸の前で合掌を作るのではなく、膝の上で小さく合掌を作り、ひとつに重なり合ったところで、足から全身に温かさを伝えるような方法をとっていました。
私がアレンジしたように、皆さんも是非、ご自身が一番心地よい、心が整う方法にアレンジして下さいね。
ペットロスカウンセラー川崎恵
*最愛のペット達が旅立った時、ご自身の沸き上がる想いを言葉にすることは、心の癒しにとても効果があります。あなたの率直な想いをペットロス体験談にお寄せください。ペットロスカウンセラーの私からブログにてお返事させて頂きます。心の回復に是非ご利用ください。
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