保護犬譲渡会・この子に会いたい!その想いだけを胸に名古屋へ

先週末に初めて保護犬の譲渡会に参加しました。
“会いたい!”と心から思う子に出会ったからです。

それは譲渡会開催の3日前。

保護活動をされている方のブログを
たまたま目にして
そこに掲載されていた
ダックスの女の子に心惹かれたのです。

その時に感じた想いを表現することは
とても難しくて

胸にある想いに
言葉がまったく追い付かないかんじ。
それでも表現するならば
”会いたい!”
その一言に尽きるのだと思います。

それは
昨年亡くした愛犬ショコラと同じ
ダックスだからとか
チョコタンだからとか
目が大きいところが少し似ているとか
そんな理由では全くなくて
ただ純粋に
“この子に会いたい!”
そう思ったのです。

早速、保護活動をされている方に連絡すると
譲渡会の開催地は愛知県とのこと。
横浜と名古屋
ちょっと距離はありますが
私には微塵の迷いもなく
すぐに夜行バスを予約し
名古屋へ向かいました。

会いたかったその子は
少し緊張した表情で迎えてくれました。
“はじめまして”と挨拶をして
少しだけ抱かせてもらったんです。

とっても軽くて
とっても温かくて
とっても優しい瞳をしているその子を見て
心から会いに来て良かったと思ったんです。

そして
家族になりたい!
家族になってくれたら嬉しい!と思いました。

でも、ひとつだけ
横浜を出る時から決めていたことがあるのです。
それは・・・
“全てはご縁だから私の我を出さない!”こと。

譲渡会とは
保護犬たちにとって、幸せの出会いの場。
私が我を出すところではない。
この子にとっても、私にとっても
二人にとって幸せならば
ご縁は結ばれると信じて
我を出さないと決めて来ました。

1枚だけ写真を撮らせてもらって
会場を後にしたのですが
本当に可愛い子だったから
心が名古屋に残ってしまっているけど
でも、全てはご縁だから
楽しみに結果を待ちたいと思うのです。

ただね・・・
ちょっとだけ想像しちゃうんです。
この子との未来を。

この子のお名前は
“ゆめちゃん”と言うんです。
とっても可愛い名前でしょ?

 ゆめちゃんがどんな想いをして生きてきたか
それは分からないけれど…
でも、私の家族になってくれた時は
今までは夢でしかなかった幸せを
現実の中でめいいっぱい感じてもらいたい。
生きる事が楽しい事も
いっぱい愛される喜びも
たくさんたくさん経験して
そして、生まれて来て良かった!と
そう思ってもらいたい。

他の保護犬たちにとって
夢を与える程の幸せな犬生を送ってもらいたい。
そう思うのです。

育てていくという言葉は嫌いです。
私が育てるというよりは
むしろ私の方が学ぶことが多いから。

ゆめちゃんと二人で成長していく。
歩いていく。
そんな日を楽しみに
良い結果がくることを祈っている日々です。
またご報告しますね。

ペットロスカウンセラー川崎恵