ペットロスカウンセラーがペットロスになり新しい1歩を踏み出したこと

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。

今日は「ご案内」というか、「ご連絡」というか、「ご挨拶」というのか・・・ひとつ「お知らせ」をさせて下さい。

長い時間、とても悩みましたが、これからこのブログの中で「保護犬ゆめと歩む道」というコーナーを時々書かせて頂くことに致しました。

実は、以前に3記事ほど投稿したのですが、ペットちゃんを亡くされた方が読まれるブログに保護犬との生活を綴ることで不快な想いにさせてさしまうのではないかと躊躇し削除しました。

でも、愛犬ショコラを突然失い、ペットロスになり、日々葛藤しながらも回復の道をあゆみ、そして、その先にあった1匹の保護犬との出会いが、ペットロスの全く違う一面を私に見せてくれました。これは、ペットロス専門カウンセラーとしても大きな学びであり、ペットロスで悩まれている方に是非お伝えたいと思う出来事でもありました。

例えば・・・「亡きペットとの絆」「ペットロスの先にある世界」「新しくペットを迎えたいと考えている人への未来」「新しくペットを迎えた時のリアルな葛藤」「亡きペットへの想い」など。

私は、保護犬の結愛(ゆめ)を家族に迎えて、改めて亡き愛犬ショコラの存在を感じています。結愛を通して、亡きショコラの存在が私の中で鮮明に生きるようになりました。これは、結愛を迎えなければ、決して分からなかったことだと感じています。ただ、当たり前ですが、様々な葛藤もあります。日々、リアルに感じている想いを綴りたいと思っています。

そして、もうひとつ。
実は、保護犬の存在は、私がペットロスカウンセラーの道を選んだ原点でもあるのです。

あれは15年ほど前のことです。
今のように、保護犬、保護猫に対して、「殺処分ゼロ運動」などない時代です。

人間の身勝手な行動により保健所や動物愛護センターに持ち込まれ、殺処分になる動物達の存在を目の当たりにした時、私はとても大きな衝撃を受け、「私に何ができるのだろう」と考えました。

そして、同時期だったと記憶していますが、新聞で「ペットとの死別が辛すぎて、二度とペットを飼わないと誓う人が多い」との記事を読みました。

その記事を読んで思ったのです。
身勝手な行動で動物を不幸にする人に啓蒙活動をするより、心から動物を愛する人のペットが亡くなった時に心をケアの方が希望に繋がるのではないかと。

ペットロスは病気ではありません。愛する存在を失った時に起こる自然な心の反応です。だからこそ、しっかりとケアすれば悲しみは愛に戻るのです。

悲しみが愛に戻ったのちは、再びペットを迎えたいと思うこともあるでしょう。その時の選択肢に、保護犬、保護猫を入れて頂ければ、幸せになる子達が増えるではないかと考えたのです。

私はいつの日か、「温かい家族を待つ子」と「心から動物を愛し迎えたいと思っている人」の「縁」を繋ぐサイクルを作りたいと思っています。「こころ」を大切にして。

その為に、保護犬、保護猫の存在をもっと広く知って頂きたい。

私とゆめの生き方が、家族を待っている動物達に幸せな未来を届ける一端になれたら嬉しいし、家族を迎えたいと望んでいる方に小さなきっかけになったら、これほど幸せなことはありません。

ただ、ご不快に思われる方もいらっしゃると思います。結愛の記事は、ブログタイトルで分かるように「保護犬ゆめと歩む道」と記載致しますので、何卒ご了承の程、よろしくお願い致します。

ペットロス専門カウンセラー 川崎恵