ペットロス・ペットの死を話せない。心に蓋をした想いが癒える時

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。

今日は
ペットロスカウンセラーの私がペットロスになり
一番深い部分で蓋をしていた想いが解けた
全く個人的な話です。

愛犬ショコラを突然喪って
今月末で8ヶ月が経ちます。
ブログではショコラの旅立ちをご報告したものの
私にはどうしても直接伝えられない友人がいました。
その友人とは、私の大切な親友です。

何故だろう?
今まで辛い出来事も共に乗り越えてきた彼女なのに
どうしても“ショコラがね・・・”とは伝えられなかったのです。

たぶん、彼女は
私がどれだけショコラを愛しているかを知っていて
どんな風にショコラと過ごしてきたかも知っていて
ショコラが私の全てであることも知っている。
だからこそ、彼女にショコラの事を話したら
私が懸命に保ってきた“私”というものが
崩壊してしまいそうで怖かったのです。
だから、ショコラを亡くしてからの8ヶ月
私からは彼女に連絡を取る事が出来ませんでした。

でも、クリスマスを前に彼女から連絡を貰い
久しぶりに会ったんです。
私は、ショコラの事を話すつもりはありませんでしたが
いつも通り楽しく食事をし、カフェでお茶をしていた時
彼女がふと・・・
“読んで”と封筒を渡してくれました。

私、その場で封を開けたんです。
“メグへ”と書かれた4枚の手紙が入っていました。
読み進めるうちに、涙が止まらなくなりました。

彼女は、ショコラの事を私のブログで知ったそうです。

『ペットロスカウンセラーがペットロスになった!
このタイトルに私は血の気が引いたよ。
メグに、とてつもない出来事が起こっていた事を知り
愕然としました。
1日中、メグとショコラの事を考えていたよ。
メグにとって、何が嬉しいか、何をしたら笑顔になるか
ずっと考えた。

でも・・・
メグにとって、ショコラの代わりになるものは何もなく
ただひたすらショコラと約束した、
ショコラが導いてくれている
ペットロスカウンセラーとしての道を
まっすぐに進む事がメグの真の幸福なんだろうね。
それでも小さなプレゼントを見つけたよ。
メールではなく、文字を書いて伝えたかったので
手紙をしました。』

彼女の優しい想いが沢山詰まった手紙でした。

そして、彼女はサンタのように沢山のプレゼントを
目の前に出してくれました。
私が笑顔になるように
私の心がホッコリ休むように
彼女が心を込めて選んでくれたものばかり。

そして、こんな言葉を伝えてくれました。
“メグのブログを読んでね
文章がガラッと変わったと思ったよ。
そしてね、今までだってメグを応援してきたけど
本気で、今まで誰にも思った事がない程に
メグの成功を応援したいと思ったよ。
そしたらね、私まで豊かな気持ちになったんだよ”と
話してくれました。

私は、もうどうしたら良いか分からない程に
涙が止まらなくなりました。

彼女にショコラの話をしなかったのは
自分が壊れてしまうから・・・です。
自分の心を守る為に話さなかったのに
それでも、彼女は真剣に私を想って、
私の成功を心から祈ってくれました。

私ね、思ったんです。
ショコラの話をすることで
自分が崩壊する事を恐れたけど
でも、実際、私が流した涙は
自分を崩壊させる涙ではなく
自分の傷を癒すとても温かな涙だった・・・と。

そして、もう一つ
ショコラがね
“ママちゃん、清香ちゃんと会いな。大丈夫だよ”と
導いてくれたんだろうなと思っています。

クリスマスを前に
とても温かなプレゼントを二人から貰いました。
心からありがとう。
大好きです

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