ペットロス相談「幼少期の育った環境がペットロスを重くするのは本当?」

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
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ペットロス相談の中で「幼少期に育った環境」についてお話下さる方も多いです。今日は、「ご自身が育った環境がペットロスに与える影響」についてお話したいと思います。

ペットロスは、最愛のペットを失った後に体験する心身の反応過程を言いますが、ここには様々な要因が影響を与えます。ペットとの関係性、環境、死生観、看取りの状況、そして、ペットの飼育歴、ペットの喪失経験、ご自身の育った環境などです

ペットロス相談では「私が親に愛されず育ったから、私もペットも真に愛することができなかったのだと思う。だから、あんなに可哀そうな最期を迎えさせてしまったのです」と悩まれる方が多いです。

上記のお悩みには確かに育った環境が影響しているでしょう。しかし、「愛することが出来なかった」というのは、それは違うと思うのです。

今日のNHKあさイチで瀬戸内寂聴さんが視聴者のお悩みに答えてられました。

「ご自身の育った環境が原因で我が子を愛せないような気がする」とのご相談に、寂聴さんははっきりと言われていました。「思い過ごしです」と。

私もそう思うのです。
先ほどのペットロス相談に戻りますが、「ご自身が愛されなかったから、ペットを愛せなかった」というのは事実とは異なると思うのです。

「思い過ごし」と安易に言っているのではありません。抱かれている苦しみに至るには、それだけ辛い体験が背景にあったことと思います。

でも、そのように辛い体験をご自身がなさったからこそ、あなたは出来る限りの愛を注いできたのではないでしょうか?ご自身が得たいと思っていた愛を全身全霊で最愛の子に向けていたのではないでしょうか?

愛していなかったら、電話相談なんて必要とされないでしょうし、それほど心を痛められ、号泣もされないでしょう。そもそも、愛を注いでいなかったら「愛が足りなかった」という視点は生まれません。

愛が足りなかったのではありません。
溢れる愛がそこにあったのです。
だから、これ程に苦しいのです。

もしよかったら一緒に探しませんか?
日々が愛で溢れていた証を。
その証が新たな1歩を踏み出す大きな力になるはずです。

ペットロスカウンセラー川崎恵

*2月28日ペットロス分かち合い会を開催します。
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最愛のペット達が旅立った時、ご自身の沸き上がる想いを言葉にすることは、心の癒しにとても効果があります。あなたの率直な想いをペットロス体験談にお寄せください。ペットロスカウンセラーの私からブログにてお返事させて頂きます。心の回復に是非ご利用ください。
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