ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
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昨日のブログの続きですが…
昨年の今日、私は人生で初めて保護動物たちの譲渡会に参加しました。

どうしてもこの子に会いたかったのです。

ただ、会いたい！
その一心で名古屋に向かいました。
私にとって2017年3月19日は、ペットロスになったのち、はじめて心のままに行動を起こした特別な日だったと今でも思います。

その想いを昨年ブログにリアルに綴っています。
『保護犬譲渡会・この子に会いたい！その想いだけを胸に名古屋へ』

そして、1年経って思うことは…
間違いなく、あの日、行動を起こさなかったら、今の私はないということです。

会いたかったこの子は、とても小さくて、軽くて、壊れてしまいそうでした。でもショコラを亡くした後、はじめて自分から「抱きたい！」と思ったこの子は、とても温かかったです。柔らかったです。

本当はもっと抱いていたかったのだけど、譲渡会は初めてで、どう振舞って良いのか全く分からなくて･･･。周りの人のように自分をアピールすることもできずにいる間に、気づいたら、この子の周りには里親希望の人がどんどん集まってきていました。

再び抱くこともできず
どうしようもなくて
係の人に聞いたら
「紙に名前書いてお帰り下さい」とだけ。

えぇ～！！！
私、何もアピールしていないし
しかも1回しか抱っこできていない…

そう思ったけど、それでもこの子に会えたから、あとはショコラに任せよう。「ショコラ、この子とママちゃんがふたりとも幸せになれるようなら、ご縁を繋いでね」と言いながら帰ったことを今でも覚えています。

とってもお天気が良い日で
キレイな青空を眺めながら
私は晴れ晴れとした気持ちでいました。

この子に会えて満足でした。
自分の行動に満足でした。
それで十分に幸せでした。
ショコラを失ったあと、初めて感じた充足感でした。

保護団体の方が「ゆめ」と名付けてくれたこの子が、私の元にきてくれるのは、もう少し先のこと。でも、この日の1歩が私に新しい扉を開けてくれました。

ペットロスカウンセラー川崎恵