「ペットロスは優しい時間」と言われたママの想い・ママの覚悟とは?

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
(詳しいプロフィールはこちらです)

昨日は今年最後の「ペットロス想いを分かち合うNikukyuカフェ」でした。この1年間たくさんの方にご参加いただき、亡きペット達が繋いでくれたご縁に心から感謝しています。

昨日のNikukyuカフェには、先日動画にてご紹介したキャバリアチェロのママが参加して下さいました。

動画を投稿した後、セッションを受けて下さった多くの方が言われます。「チェロちゃんのママはすごいですね」と。

でも、違うのです。
チェロのママも、沢山の涙を流されました。「チェロのいない世界に生きる意味はあるのだろうか」、「あの子は本当に存在していたのか、幻だったのではないか」、「チェロと生きた時間は過去になり、全てセピア色の思い出になってしまうのではないか」と悩まれていました。

決してママは特別な人ではなく、皆さんと同じ、最愛の我が子を亡くしたひとりのママだと私は思っています。

ただ、昨日お会いして、「ママ、変わられたな」と思ったのです。チェロのママは、いつもとても穏やかな方なのです。もちろん、昨日も穏やかだったのですが、穏やかさに加えて、とても凛とされていました。お話される内容、他の方の心にスッと寄り添われる姿勢、いつも以上に柔らかな視線。

なぜだろう?と思いながらお話を伺っていたのですが、ママの言葉から「覚悟」という言葉が出てきた時、”これだ!”と思いました。

ママは言われました。
命日を迎えるまでは心がザワザワしました。1周忌を迎える前は、1年前の今日はあの子は生きていてくれた!と思えても、1周忌を迎えてしまえば、1年前もあの子はこの世にいないことが現実になってしまう、それがとても怖いな…と思いました。でも、1周忌を迎えた時に覚悟ができたんです。なんの覚悟?と言えば、チェロと共に歩む覚悟であり、チェロと交わした約束を果たす覚悟です」と。

併せてママは言われました。
ペットロスを体験していたこの1年は、とても優しい時間だったと思えています。”いい時間だった”と思います。あれ程に、生きるということ、死ぬということ、愛するということ、家族ということ考えたことはありませんでした。だから今、この1年全てが豊かな時間だったと私は思っています」と。

私、唸りました。
スゴイな!と心から思いました。
最愛の者の死から、人はここまで学べるのだと知りました。いえ、最愛の者の死だからこそ、ここに至れるのでしょうね。

手前味噌ですが、「分かち合い会って良いな」と改めて思いました。誰ひとりとして同じではない人とペットの物語に触れ、そこから学べますから。

私はペットロスを決して悲しいもの、苦しいものだけで終わりにしたくないと思っています。築いてきた絆、紡いできた愛を悲しいものだけで終わりにしたくないからです。物語は続いていきます。チェロのママがこれからもチェロと交わした約束を果たしていくように。その日々がチェロと共に生きる道であるように。

もうまもなく2017年も終わりますが、来年も私は「愛であるペットロス」を伝えていきたいと思っています。(次回の分かち合い会は2018年1月29日です)

なんだか年末のご挨拶のようになってしまいましたが、皆さんからTwitter質問箱に質問を頂いているので、今年もまだブログ更新します!それでは、これからもよろしくお願いします。

ペットロスカウンセラー川崎恵
♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪♪:*:・・:*:・♪・:*
◆川崎恵のTwitter 
コチラをクリック
◆ペットロスについて匿名の質問(質問箱)
コチラをクリック
※質問箱というサービスを使ってTwitter上で回答し ています。

 ♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪♪:*:・・:*:・♪・:* 

 ========================================

【カウンセリングのお問い合わせ・お申込み】
・メモリアルフォルダーへのお問い合わせ
⇒ コチラをクリック
・その他のお問い合わせ ⇒ コチラをクリック
・カウンセリング体験談⇒ コチラをクリック
メニューについて
詳しくはこちらのページをご確認ください。
========================================