阪神大震災から23年「時間が経過しても心に蘇るあの日の衝撃と恐怖」

ペットロスカウンセラーの川崎恵です。
(詳しいプロフィールはこちらです)

明日1月17日は私にとって特別な日です。

学生だった私は
前日1月16日の夜21時ごろ
ちょうど今ごろの時間だったな…
友人と舞台を見に行き
興奮しきった気持ちを冷ますため
わいわい♪キャッキャ♪しながら
2時間近く歩き、自宅に帰りました。
それは楽しい時間でした。

そして、余程疲れたのでしょう。
帰宅後は電気をつけたまま、眠ってしまいました。

夜中、ふと目が覚めたのです。
部屋は電気が煌々とつき
普段は寝ているリスのマロンが
小屋の中でぐるぐるぐるぐる回っています。

マロン、どうしたの?
もう寝よう…と声をかけ
電気を消して
再び眠りにつきました。

そして…
5時46分

突然に
ドンッ!!!
突き上げる
激しい揺れで飛び起きました。

すぐさま
ベットから5歩先にあるマロンの小屋に
行こうとしましたが
大きく転び
マロンを抱える
それだけの行動ができず
転んだ痛みと恐怖
カーテンのしまった暗い部屋の片隅で
起こっている現状を
必死に把握しようとしていました。

揺れはそれほど長くなく
テレビをつけ、実家に電話をし
母の声を聞いた時、震えている自分に初めて気づきました。

それから、電話は通じなくなり
テレビからお笑い番組は消え
流れる映像は
家々を飲みこむ炎
助けを呼ぶ声
倒壊した高速道路とビル
そんな映像ばかりになりました。

一瞬にして多くの命が奪われた阪神・淡路大震災。

あの日から私は
電気をつけたまま眠ってしまった夜
目覚めた時にリスが激しく動いている夜
あの日と同じシチュエーションを見ると
得もいえぬ恐怖に襲われ
何かに追われる衝動
”ここから逃げなきゃ”との想い
過呼吸になることが続きました。

あの震災から23年。
冬の匂いがしてくると
1月17日の日付をカレンダーでみると
恐怖を感じる方も多いと思います。

きっと、あの時
ご自身の悲しみを誰にも話せず
必死に耐えた方もいらっしゃると思います。
周囲にはもっと辛い体験をした人がいるから・・・と。

でも、心は大きな衝撃を受けています。
どれだけ時間が経過しても
この時期が来ると
あの日の記憶がよみがえる。
怖くて
苦しくて
悲しくて
無力で
情けなくて
どうにもならない想いに駆られる。
辛い時はいつでもお電話下さいね。

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